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データ作成上の注意点

 データをまとめてzip形式圧縮フォルダに 
 原稿が複数ファイルの場合
 ノンブル(ページ番号)について
 Word・Excelでの制作上の注意点
 
 高解像度CTP製版・1色印刷のために
 画像のスキャニング方法・画像の濃度調整
 写真の濃度調整(Word、Photoshopで)
 冊子(背)の厚みの目安
 PDFデータの作り方もご覧下さい。
高解像度CTP製版・1色印刷のために
  • ゴジックの10ポイント以下で「ボールド」指定はご注意

ゴシック体のフォントにボールド【Bold】をかけて太字にすると、画面上では太くハッキリ見えても、印刷時に文字の線が太くなり、つぶれて黒い塊になり読みにくくなります。特に10ポイント以下の小さい文字で顕著に表れますのでご注意ください。また太めの明朝体フォントも同様な現象になるのでご注意下さい。
太い文字にする場合は、HGゴシックEなどの太いデザインのフォントにて、ボールド設定「B」しないでご利用下さい。

フォントが太くなりすぎるボールド設定



  • 画像の貼り込み時は原寸〜縮小25%ぐらいになるように

画像を原寸サイズより大きく(拡大)すると、画像が荒くなり印刷時にモザイク状に見えることがあります。また逆に大きい画像の縮小も4分の1程度(25%ぐらい)にとどめてください。画像サイズが大きすぎても、画像はある程度以上きれいにならず、かえってデータが重くなり、印刷用出力に時間がかかる場合があります。

画像を原寸より大きくした時のサンプル


  • 透明GIF画像はバックがグレーになります

Webで使われる「透明GIF画像」(背景が透明の画像)は、画面上は透明でも印刷時には背景がグレーの四角版の画像になります。

バックがグレーになる透明GIF画像のサンプル


  • 色の使用について

一色印刷用には、色指定を黒の濃度で指定して下さい。office標準の色指定のままでは、以下のような不都合で読みにくくなることがありますので、ご注意下さい。プリンター出力をモノクロにして色指定を確認されることをお薦めします。


〈文字・グラフに注意して設定してほしい色〉

黄・薄い黄・薄い緑・薄い水色の色は、白に近い色になるため印刷用には向きません。特に折れ線グラフで薄い色を使うと線が印刷されない場合もありますので、色の使用については十分注意してください。

文字・グラフに使用しないほうがいい色
薄い色サンプル
〈文字・グラフの網指定に注意して設定してほしい色〉

また濃い赤・オリーブ・濃い緑・濃い青緑・濃い青・青・インディゴ・紫・80%灰色の色は黒に近い色になりますので注意が必要です。

文字・グラフの網指定に使用しないほうがいい色
濃い色サンプル


  • 文字背景色は薄い色、または文字白色で背景を濃い色に

文字の背景に網かけをする場合は、25%灰色またはゴールドなどの薄い色を使用してください。あまり濃い色を使うと文字が見にくくなります。また文字を白抜きとして背景に色指定をする場合は、黒または濃い青などの濃い色を使用してください。その場合、明朝体の文字では線が細くて読みにくくなります。

文字の背景に使用できる色白抜き文字の背景に使用できる色

背景色のサンプル


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